差

関西と関東。
色んなものが違うけど、とりあえず言葉が大きく違う。
それはいわずもながご存知だろう。
うちはどこまでいっても関西弁は抜けへんし、ぬけるつもりもないんですけどね。
ただ、うちが関西のノリでしゃべるとやはりこちらの人は真に受けてしまったり、
失礼に感じてしまったり、ひいてしまったりするそうな。
イントネーションの違いや特に笑いのノリ・ネタがわからないなどで、
誤解を生むこともしばしば。
つい先日もこんなやりとりがあった。

●「こっちに骨うずめる気なら、こっち（山梨）のイントネーションとか言葉を覚えないとねぇ」
私「えー、たぶん無理っすよｗｗｗ」

私としては普通の返しをしたつもりやのに、帰宅してから相方に指摘された。
ああいう場面で無理とかいうことに違和感というか失礼と感じたらしい。
「無理っていっちゃったら、それで会話が終わっちゃうじゃない」と。
でも、私としては無理って思ったから軽いノリ（のつもり）で言った訳で、
正直、そんな風に思われたとか微塵も思ってないわけやし、びっくりした。
だったら、ああいう場面ではどう切り返せばええの？って聞いてみた。
「あー、なるだけ頑張りますｗｗ」と言った所で結局会話は終了するんちゃうんかね。
第一、こっちに骨をうずめようが関西弁を捨てるつもりないし。
別に山梨の言葉が嫌いってわけやないよ。
でも、イントネーションなんか生まれつき見につけたもんであって、
関西のイントネーションはクセがあるからぬけきれるもんやないと思うし、独特すぎ。
山梨のイントネーションとは水と油ぐらい違うわけよな。
食べ物であれ人名であれ地名であれ、関西のイントネーションでしゃべってまうわけよ。
でも、人名ぐらいは地元のイントネーションにあわしてあげればとか言われてもねぇ･･･。
意識してへんかったら、どうやっても関西の言葉でしゃべってまうし。

相方は関西弁を無理に捨てんでもええし、こっちに染まらんでもええしって言うてる。
むしろ相方は関西弁好きやし。
でも、他の人と話す時は意識してしゃべったほうがええって言うてる。
どないやっちゅーねん。
うちは元々よその地域行ったら、そこまで関西弁強く出るほうやないし、
一応よその人としゃべるときは気をつけて普通の言葉使うようにはしてる。
でも、イントネーションや会話のノリまでは自分で意識してへんから
他人がどう感じているかなんてわかりようがあらへん。

関西人やからしゃぁないってことで済ましたほうが楽て思うのにな。
軽いノリの言葉を真に受けてムッとされるこっちとの差を感じるね。
それをツンケンツンケンされたら、関西弁捨てたほうがよっぽど角が立たずに済むっちゅーの。
関西のノリが通じる地域に戻りたくなったわ、ほんま。
会社でもあるまいし、イチイチしゃべる言葉をふるいにかけて意識して選ばんとあかんのなんて
ストレスたまるっつーの！！！
大体、播州弁みたいなきっついのなんてほとんど使ってへんし。
ダボが。
うちなんてそないに強い言葉つこうてるわけあらんのにごっついごーわく。

とか、そんな愚痴でした。