欲を持つこと

欲というのは大切。
「食べたい」「やりたい」「したい」「欲しい」「こうなりたい」
「寝たい」「行きたい」「なりたい」「知りたい」etc...
そういう欲が毎日あるから、それを満たすために仕事とか勉強は頑張っていける。
「成績よくなりたい」「大学行きたい」→勉強する
「車欲しい」「化粧品欲しい」→働く
「恋人欲しい」「若くいたい」→自分磨き
自分の欲望を叶えるためになんらかの行動をする。
強欲はよくはないが、「おいしい物食べたい」とか「キレイになりたい」とか
そんな些細な欲求があれば、いろんな楽しみができると思う。
仕事が終わってからの一杯、休み前のささやかな高級おつまみ、
ちょっと高級なパックを使ってみる、大好きな演劇を見に行くとか。
しんどいことを頑張って、やり終えた後に自分の欲を満たす。
実に人間らしいやん。

うちがうつ病になった最初の頃は毎日が灰色の状態で何も面白くない、つまらない。
人生はなんて退屈なんだろう、無意味なんだろうと思っていた時期があった。
何か刺激がないと生きている実感も感じず、無意味無価値な時間ばかりが過ぎていく。
周りは楽しそうに笑っていたりして、無性に腹が立った。
それと同時に自分は何で何もないんだとも思った。
少しでも生きているという実感が欲しいから、色々とやった。
深夜まで遊んだり、タバコ吸ってみたり、ゲームに没頭したり、
自分で色々と作ってみたり・・・。
そういうこともあって、今は少しでも何か面白いことはないかと探すようになっていた。
退屈な時間はもったいない。
楽しそうな、面白そうな、役に立ちそうな、興味を惹かれるようなもの。
それを見つけて、お金を投資して、自分の欲を満たす。
結果、それが満たせたらOK。
満たせなくても、それまでのプロセスで十分楽しめるのであれば投資した甲斐があるというもの。
これは身近なところじゃ宝くじとか競艇とかにあてはまることよな。
「当たるかなぁ。当たったら、何買おう・・・」という想像と
当選番号を見るときのドキドキ感、プライスレス。

自分の人生は自分で楽しまないといけない。
楽しむ要素がないなら、作ればいい、見つければいい、やればいい。
「今更・・・」じゃなく、まだ間に合うって思う。
そんなことを考えさせられるときにぴったりな曲を見つけた。
この曲で色々とやってみる元気とかもろた。
歌詞と自分を置き換えたってええやないか。
それで自分が変われるきっかけになるなら、恥を忍んでむしろ恥じかけ。




SURFACEはマジイイ曲ばっか。